冬こそランニングアプローチ

2019/12/11 ブログ
冬のゴルフ場

冬のゴルフは難しい🏌️‍♂️💦特にグリーン周りまで来てからのアプローチショットでザックリ...なんて事がおきる回数も増えているのではないですか?

高麗芝は寒くなると冬眠状態になり、枯れたような茶色の芝に変わります。芝はペタッと地面に貼り付き、ほぼ地面がむき出しになってしまいます。だから冬のアプローチショットは難易度が高いのです。

ボールが浮いていないから、当然ダブりやすい😨ダフらないように打つ技術のある人には関係ありませんが、それは相当のレベルです。使用するクラブを変えるだけで誰でも飛躍的にミスを減らすことができるのです。

アプローチショットでよく使用されるクラブはSWやAWといったロフトの多いクラブです。ボールの下に綺麗に入れる事が出来れば、柔らかく止まる球をうてます。でも基本的に距離の出ないクラブなので、狙った距離を打つのに対して振り幅はどうしても大きくなります。間違ってトップでもしたら大きくグリーンオーバーとなり最悪です。それを嫌がってインパクトが緩むとざっくりダフる...というスパイラルに陥りやすくなります。

さらに冬のゴルフ場においては、グリーンが凍ってカチカチになっている事もあります。フワッと浮かせる球を当てたとしてもワンバウンドめで大きく跳ねてしまい、全く距離が合わなくなる事もあります。

ではどうしてランニングアプローチが優位なのでしょう?SWと7Iでアプローチショットをした時を比較してみましょう。

・ロフトの違いにより、7Iの方がインパクト前のボールとクラブフェースの距離が短く、インパクト時にボールとクラブフェースの間に砂が挟まる量が少なく済むので、ダフりに対する許容範囲が広いと言えます。

・同じ距離を打つのに、7Iの振り幅はSWよりも小さくて済むので、ボールの頭を叩くミス(トップ)をしても飛びすぎる事が少ない。

・芝の状態からしても、ボールが転がる時の芝の抵抗が少ないので、距離感を出しやすい。

また7Iなど、ロフトの少ないクラブを使用してのランニングアプローチは、ボールの下にクラブを入れるというよりは、ボールの横から払い打つイメージが強くなるので、ダフりにくくなるとも言えます。

ランニングアプローチを勧める根拠を簡単にまとめるとこんな感じになります☺️フワッと上げて止めるアプローチは格好良く見えるかもしれませんが、まずは冬こそランニングアプローチを習得してみてください。

ランニングアプローチの距離感を制覇すれば、自ずとSWなどを使用したアプローチショットの精度も上がります。

お試しあれ❗️